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神戸の中小企業・個人店こそホームページを持つべき理由

公開日:2026年7月7日 / 更新日:2026年7月7日

神戸の中小企業や個人店の経営者とお話をすると、「常連のお客様で事業が回っているので、ホームページの必要性は感じていない」という声をよく伺います。しかし、今は常連や紹介のお客様でも、来店や問い合わせの前に会社名や店名をWebで検索するのが当たり前の時代です。

それにもかかわらず、ホームページを持ち、きちんと運用できている中小企業・個人店は、実はまだ多くありません。だからこそ、先にホームページを整えておくことで、地域のお客様の目に留まる可能性が高くなり、同業他社に差をつけるチャンスにつながります。

この記事では、中小企業・個人店がホームページを集客と信頼づくりに活かす考え方と、小さく始めるためのサイトづくりの進め方をお伝えします。

データで見る中小企業のホームページ事情

まずは「実際どれくらいの事業者がホームページを持ち、運用できているのか」を数字で確認しておきましょう。

総務省が公表している「令和6年通信利用動向調査」によると、自社ホームページを開設している企業の割合は93.2%とされています。この数字だけ見ると、ほとんどの企業がホームページを活用しているように見えます。

総務省「令和6年通信利用動向調査」による企業のホームページ開設率を示すグラフ

ただし、この調査は常用雇用者100人以上の、比較的規模の大きい企業を主な対象としています。従業員数名の個人店や小規模事業者の実態は、ここにはほとんど反映されていません。

総務省の調査とは別に、民間企業が中小企業を対象に行った調査もいくつかあります。これらもあわせて見てみましょう。

調査主な調査内容結果
総務省「令和6年通信利用動向調査」常用雇用者100人以上の企業を対象としたホームページの有無・運用状況開設率 93.2%
アイ・モバイル社の調査(2023年)中小企業6,744社を対象としたホームページ開設率開設は 48.5%
プラスト社の調査(2020年)1,127人を対象としたホームページを持つ中小企業の更新頻度「月1回程度」が最多で 31.6%
イーコネクション社の調査(2021年)ホームページを持つ一都三県の建設業300社の新着情報の更新頻度直近更新は31%、36%は3年以上更新なし

これらの民間調査は、対象や方法がそれぞれ異なるため、数字をそのまま比較するものではありませんが、「中小企業の場合、ホームページの保有は5割前後、定期的な更新は3割前後」という調査結果が複数ある点は見逃せません。総務省の調査が示す「9割」は規模の大きい企業の数字で、小規模事業者まで含めると割合はそこから大きく下がっていることがわかります。

サイトを持ち、さらに月1回でも更新を行っている事業者は、まだ全体の一部にとどまっているようです。つまり、小規模事業者にとっては、ホームページをきちんと整えて運用すること自体が、同業他社に差をつけやすい状況といえるでしょう。

神戸の中小企業・個人店がホームページを持つべき3つの理由

神戸の中小企業や個人店にホームページが必要な3つの理由を整理するイメージ

ホームページを持ち、運用することは、実際の集客にどう影響するのでしょうか。ここでは、神戸で地域のお客様を相手にする中小企業・個人店にとって、ホームページが集客や信頼づくりにつながる理由を3つに分けて解説します。

1. 「地域名+業種」で探す行動の受け皿になる

近くでサービスやお店を探すとき、多くの人はスマホで「地域名+業種」と検索します。地域の見込み客がそうやって調べたときに、自社の情報が検索結果に見つからなければ、比較される前に候補から外れてしまう可能性があります。反対に、ホームページが表示され、基本情報やサービス内容を確認できる状態になっていれば、問い合わせや来店を検討する入口になります。

実際に、弊社が運用するサイトのSearch Consoleでも、地域名と業種を組み合わせたキーワードからの流入は継続的に見られます。地域名+業種の検索は、近くで利用できるお店やサービスを探している行動です。その受け皿になれるかどうかは、地域ビジネスの集客に直結します。

2. 競合のホームページが少ないため、検索結果で目立ちやすい

先ほどのデータで見たとおり、事業の規模が小さいほど、ホームページを持ち、きちんと運用できている事業者の割合は下がります。「地域名+業種」で検索したときに比較されるのは、ポータルサイトを除けば、同じ地域で営業する同業のホームページが中心です。

つまり、同業のホームページがまだ少なかったり、情報を十分に更新できていなかったりする状況では、きちんと整えるだけで、検索結果の中で比較対象に入る可能性が高まります。試しに、ご自身の商売を「垂水区 外壁塗装」「板宿 整体」のように調べてみてください。もし、同業のホームページがあまり見当たらなければ、まだ自社の情報を届けられる余地が残されている段階だといえるでしょう。

3. 紹介・口コミの受け皿になる

神戸で個人店や中小企業のお客様と接していると、紹介や口コミで新しいお客様につながる場面によく出会います。ただ、今は紹介を受けた人でも、来店や依頼の前に社名や店名を検索して、どんな会社・お店なのかを確認する場面が増えました。

飲食店に関するLINEリサーチの調査では、参考にする口コミ情報として「まわりの人(友だちや家族など)からの話・口コミ」と「地図サービス・アプリの口コミ」がどちらも挙げられています。人からの紹介や評判とWeb上の情報は、切り離されたものではなく、あわせて参照されるようになりつつあります。

さらに、Googleマップの利用実態に関する調査では、Googleマップ上の情報が不十分な場合に「ホームページを確認する」と回答した人が8割を超えました。ホームページは、紹介や口コミで名前を知った人が、サービス内容や問い合わせ方法を確認する受け皿になります。情報が見つからなければ、せっかくの紹介が次の行動につながらないこともあるため、基本情報を整理しておくことは大切です。

SNSだけでは受け皿としては不十分な理由

「それならSNSでも十分受け皿になるのでは」と思われるかもしれません。たしかに、InstagramやLINE公式アカウントも新しく知ってもらう入口としては有効です。

ただ、SNSは投稿が時系列で流れていくため、営業時間や住所、メニュー、料金といった「確認したい情報」が埋もれやすく、プラットフォームの仕様変更によっても表示が左右されやすい傾向があります。また、アカウントを持たない人には情報が届けにくいため、SNS単体を情報発信の基盤にするのは難しいでしょう。

その点、ホームページは情報がいつでも同じ場所で確認できるという面で、SNSよりも「受け皿」に適しているといえます。SNSで知ってもらい、ホームページで確認して問い合わせてもらうという組み合わせが、個人店・中小企業のWebマーケティングに一番適した形であると私たちは考えています。

神戸の中小企業・個人店が考えるべき「地域名+キーワード」の使い分け

神戸の地域名とキーワードを組み合わせたホームページ集客の考え方

前章で「地域名+業種」で探す行動の受け皿になるメリットについて解説しましたが、地域のお客様に見つけてもらうには、どの地名で検索されるかを考えておくことも大切です。

神戸では、区や駅ごとに生活圏・商圏が分かれやすいため、「神戸」という広い地名だけでなく、より身近な地名を組み合わせることで、見込み客に届きやすくなる場合があります。いくつか例を見てみましょう。

キーワードの例競合の多さ上位表示の難易度
神戸 工務店/三宮 美容室多い高い
長田区 リフォーム/垂水区 外壁塗装少ない取り組みやすい
板宿 美容室 髪質改善/新長田 ランチさらに少ない開設直後でも可能性あり

たとえば「神戸 工務店」「三宮 美容室」のように広い地名で狙うと、競合するサイトが多く、上位表示の難易度は高くなります。一方で「長田区 リフォーム」「垂水区 外壁塗装」のように、区や駅の単位まで絞ると、比較されるページの数が少なくなり、自社の情報が検索結果の中で見つけてもらいやすくなります。

このとき大切なのは、地名を一つに絞り込むのではなく、ページの役割に合わせて使い分けることです。トップページでは「神戸の〜」、サービスページでは「長田区・須磨区を中心に〜」、ブログや事例記事では「板宿のお店の事例」のように、広い地名と狭い地名を組み合わせておくと、さまざまな検索の場面に対応しやすくなります。

最初の一歩は「小さなサイト」から始めるのがおすすめ

小さなサイトから始めて公開後に育てていくホームページ制作のイメージ

ホームページを持ちたいと思ったとき、最初から大きなサイトを作る必要はありません。むしろ中小企業や個人店の場合は、必要な情報を絞った「小さなサイト」から始め、公開後に少しずつ育てていくやり方をおすすめします。

ページ役割
トップページ何をする会社・店か、対応エリア、選ばれる理由、問い合わせ導線をまとめる
商品・サービス紹介メニュー・サービス・商品の内容、価格、対応範囲
ブログ・お知らせ営業情報、地域の話題、事例、よくある質問
会社・店舗情報と問い合わせ所在地、営業時間、電話番号、フォームなど

LP(ランディングページ)のように1ページで事業の特徴や問い合わせ導線を伝えるトップページを作り、商品・サービス紹介、ブログ・お知らせ、会社・店舗情報を組み合わせる形で、最初は十分です。WordPressのように自社で更新できる仕組みにしておけば、営業情報や事例、よくある質問への回答などを自分たちで更新していくことも可能です。

この形が最初の一歩に向いている理由は、主に3つあります。

ブログや事例記事を追加していけば、前章で触れた「地域名+キーワード」で検索される入口も少しずつ広がっていきます。立派なホームページを一度作り込むより、更新できる小さなホームページを継続して動かしていくことが「ホームページがあるのに運用できていない」状態を避けるために有効です。

神戸で制作会社を選ぶときのポイント

神戸で制作会社を選ぶときに確認したいポイントを整理するイメージ

ここまで見てきたように、小規模事業者のホームページは、作って終わりではなく、公開後に更新しながら育てていくことが大切です。そのため、制作会社を選ぶときも、デザインや初期費用だけで判断するのではなく、公開後の運用まで見据えて相談できるかを確認しておきましょう。

  1. 中小企業・個人店の制作実績が豊富か 自社と近い規模・業種のサイトを手がけているかを確認しましょう。小規模事業者の事情を理解している会社であれば、予算や運用体制に合った提案を受けやすくなります。
  2. 取材や原稿づくりまで任せられるか ホームページ制作では、原稿づくりが負担になるケースが少なくありません。ヒアリングをもとに、ホームページ内の原稿やコピーの作成も依頼できるかを確認しておきましょう。
  3. 公開後の解析や改善まで相談できるか ホームページは公開して終わりではありません。ホームページへのアクセス状況を見ながら改善を提案してくれる会社であれば、公開後の集客にもつなげやすくなります。
  4. サイト以外の集客手段まで相談できるか 地域ビジネスの集客では、SNS運用、Googleビジネスプロフィールの整備、広告運用、印刷物の制作などとの連携も重要です。ホームページだけでなく、周辺の施策まで依頼できる会社なら、全体の方向性をそろえながら、効率よく集客に取り組みやすくなります。
  5. 見積もりや運用費用の内訳が明確か 初期費用だけで判断すると、公開後の保守費や追加対応の費用が想定より大きくなることがあります。月々の運用費や追加作業の料金まで確認し、長期的に見て納得感のある価格を提示してくれる会社を選びましょう。

ホームページ制作は、公開してからが本番です。制作会社との付き合いも、公開後の数年にわたって続いていくものになります。目先の費用や見た目だけでなく、これから一緒にサイトを育てていける相手かどうかを軸に、じっくり選んでみてください。

まとめ

最後に、神戸の中小企業・個人店にとってのホームページの必要性について、本記事の要点を振り返ります。

検索での評価は、記事や事例の追加、サイトの更新、外部からの評価などが積み重なって少しずつ決まります。だからこそ、集客に困ってから慌てて作るより、少し早めに整えておく方が取り組みやすくなります。

ホームページは、作ること自体が目的ではありません。地域の見込み客に見つけてもらい、問い合わせや来店につなげるための土台です。まずは必要な情報を整理し、小さく始めるところから検討してみてください。

まずはお気軽にご相談ください

株式会社ポケットは、神戸を拠点に活動するホームページ制作会社です。個人店・中小企業を含む200サイト以上の制作経験をもとに、LP+ブログ型の小さなサイトから、コーポレートサイト・ECサイト・ブランディング・印刷物・SNSや広告の運用まで、幅広い業務をサポートしています。「ホームページを持っていないが、何から始めればいいか分からない」「作ったまま放置しているサイトを、動かせる形にしたい」「小さく始めて、事業と一緒に育てたい」という方はお気軽にご相談ください。

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